名探偵コナン20巻FILE9「姉想い」の中で、殺害方法の手段として素系漂白剤と酸性洗浄剤を併用して、塩素ガスを発生させる、というくだりがありました。 洗剤混ぜただけで、そんなコワイ事になるのか? ええ、なるんです。一時期、事故が立て続けに起こり、死亡まではいかなくても、失明した例も多いので、洗剤の注意書きには必ず以下のような文が載っています。 掃除などのとき、塩素系漂白剤と酸性洗浄剤を併用
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| 分類 | 製品名 |
| 塩素系 次亜塩素酸ナトリウムを含む 製品 *漂白剤、かび取り剤、 住宅用洗剤、 排水パイプ用洗浄剤など |
ハイター、ブリーチ、キッチンハイター(液体)、キッチンブリーチ、 カビキラー、キッチンカビキラー、マジックリン、強力ルック、カビとりルック、 バスカビサンポール、トイレルック(中性)、トイレハンター、ドメスト、 パイプユニッシュ、パイプマン、パイプシャワー、 ふろ水ワンダー(ジクロロイソシアヌル酸塩) |
| 酸性 塩素を含む製品 *トイレ,タイル用洗剤 |
サンポール、ワンドリップS、トイレ洗浄剤、バスマジックリン、 シャット、排水パイプクリーナー(スルファミン酸) |
塩素ガス(Cl2)、二酸化塩素ガス(ClO2)の特徴
| 塩素ガス(Cl2) | 二酸化塩素ガス(ClO2) |
| 刺激臭 ・空気の重さの2.5倍で低い場所に停滞 吸入により呼吸器障害が発現 ・眼,粘膜に強い刺激作用があり、炎症を引き起こす ・許容できる濃度は1ppm、中毒症状が出る のは、15ppm以上、430ppm以上の吸入で死亡(1000ppmで即死) |
刺激臭 ・空気の重さの2.5倍で低い場所に停滞 ・塩素ガスより刺激性が高く、組織粘液の水分と反応して、より腐食性を増す ・5ppmで粘膜刺激、 |
さて、危険だとゆーのにもかかわらず、
塩素系漂白剤と酸性洗浄剤を併用して、有毒ガス(Cl2、ClO2)を発生させてしまった場合、そんな場合の救急処置の仕方は、まず救急車を呼ぶのが一番でしょうが・・・・・・。
まず、いやな臭いがして、一番最初に眼にきますので・・・・・
≪目に触れた場合≫
1.眼がチカチカして,涙が止まらなくなって痛みを感じたら、すぐにその場所から離れてください。
2.眼を水で十分に洗います。
目を開き、微温湯、または流水で5〜15分,目を洗う・・・・・・・こう書くと、なんでもない事の様です。
が、流水とゆー事は、流れてる水道水を直接眼に当てて洗うという事です。眼には、ちょっとゴミが入ったりしただけで痛いのに、だあだあ流れる水が眼に当たりつづけるのです。それはかなり痛い・・・・・・一種の拷問といえましょう。
≪吸入時≫
1.ガスの発生場所から離れ、安静にし、体温を一定に保つ、
塩素ガス、二酸化塩素ガスは空気より重く、その場に停滞するので、その場に座り込んだりするのはダメ。
2.濃いコーヒーやお茶を飲ませる
その場で出来ることといえば、これくらいですかね。
ガスを発生させて死亡するまではいきませんが、失明したり目が悪くなったりする事故は結構起きています。
たかが、洗剤といえども、使用上の注意をよく読んで使って下さい。
*補足
いまいち、手段が地味で、確実性に欠ける(塩素ガスが致死量までうまく発生するかどうかなど)せいか、ミステリー系小説では、この手段があまり(とゆーか、私は読んだ事がない)使われてないようです。
ツカレタカラモドル・・・・・