CASA DE RIO
神保亮(Rio Zimbo)氏は、山形中南米音楽愛好会の会長として、ウーニャ・ラモス、アントニオ・パントーハ、ケロ・パラシオス、クリスチーナ&ウーゴなど数々の巨匠のライヴを山形で実現させた、我々の最も敬愛する先輩であります。ブラジル音楽にも造詣が深く、ソニア・ローザを起用して、あの「でん六豆」のCMを作ったという驚くべき逸話もあります。また現Latina誌の前身である「中南米音楽」誌に、数々のイラストや挿絵を残しておられます。今回神保氏のご許可をいただき、氏が「中南米音楽」の「とびら」や「編集後記」に描いた作品をご紹介することが出来ることとなりました。我々にとって大変光栄なことであり、寛容にもご許可いただいた神保氏に改めて感謝を申し上げます。また勝手ながらこのページを「Casa de Rio」と命名させていただきました。氏の作品の一端をお楽しみ頂ければ幸いです。(下の画像をクリックしてください。)
「音楽とデザイン」神保亮
うれしい作品に出会うと音楽が聴こえてくる。それは、ひそやかにだったり、ごうごうとだったり、絵画・彫刻・小説・詩、そのうれしい作品に出会うと音楽が聴こえてくる。
その逆もある。心動かされる音楽には必ずある情景が浮かびあがる。幼児から少年になるころのそれだ。草原が見える。それに続く地平線が見える。その中にポッと小さな家があって、そこには・・・。優しい音楽を聴くと一瞬のうちに、この幻想が、いや幻想ではないのかもしれない・・・。この不思議な感覚の中に身を置くと心安らぐ。
そのせいか音楽狂いを続けている。バッハ、ショパン、モドゥーニョ、ユパンキ、パントーハ、チャルチャレーロス、カナロ・テオドラキス、マルコポウロス・・・。こりゃつき合いきれないと言われるにきまっている。南米フォルクローレは私を音楽漬けにした。私のデザイン・映像は、ここに発して、この中にはまっているらしい。全く・・・。

