国内外で多数の映画賞に輝いた衝撃の物語
かぞくのくに   ヤン・ヨンヒ 監督作品  11/9(土)15:15〜

25年が経過して、兄があの国から帰ってきた。

妹リエが心待ちにしていた兄ソンホの帰国。1970年代に帰国事業で北朝鮮に移住したソンホは、病気治療のため3カ月間だけ帰国を許された。25年ぶりの家族団らん。そして、かつて一緒に青春時代を謳歌したソンホ16歳時の仲間たち。奇跡的再会を喜ぶ一方、ソンホの治療ための検査が行われる。しかし、担当医は3カ月では治療できないと言う。父は滞在延長を申請しようとし、リエは違う医者を見つけようと頑張る。そんな矢先、本国からソンホに「明日、帰国するように」との指令が来た・・・。ヤン・ヨンヒ監督が、今なお北朝鮮で暮らす家族を思い、書き下ろした真実の物語。

かぞくのくに
©2011 Star Sands, Inc.

国家の分断によって引き裂かれ傷つきながらも、逞しくしなやかに生きる家族の物語

北朝鮮への帰国事業で移住した長男を持つ、ひとつの家族。選択のない思考停止の社会で生きる兄と、生まれた時から自由に生きてきた妹。引き裂かれる思いの父母。家族を通して見えてくるのは、それぞれが背負ってきたもの、思想や価値観の違い、そして大きな時間の経過・・・北朝鮮と日本の関係、帰国事業、ヤン・ヨンヒ監督の実体験に基づきながらも、根本にあるのは普遍的な「人はどう生きていくのか?」。自由とは?家族とは?国とは?観る者に迫ってくる圧倒的な深い感動が、いつまでも残って消えない。あらゆる人に、様々なことを考えながら観ていただきたい作品。

【監督】ヤン・ヨンヒ
【出演】安藤サクラ 井浦新 ヤン・イクチュン 京野ことみ 大森立嗣

キネマ旬報ベスト・テン日本映画ベスト・テン第1位・主演女優賞、毎日映画コンクール脚本賞、ブルーリボン賞作品賞・主演女優賞・助演男優賞、読売文学賞戯曲・シナリオ部門ほか多数受賞


ヤン・ヨンヒ監督ヤン・ヨンヒ監督
1964年大阪生まれの在日コリアン2世、米国NY・ニュースクール大学大学院メディア研究学科修士号取得。高校教師、劇団女優、ラジオパーソナリティを経て、ドキュメンタリーの世界へ。アジア各国やNYでの取材活動後、NHK他でTVドキュメンタリーを発表。2005年、初の長編ドキュメンタリー映画「ディア・ピョンヤン」を発表。ベルリン国際映画祭、サンダンス映画祭ほかで多数受賞し、翌2006年、日本及び韓国で公開された。2009年、ドキュメンタリー映画「愛しきソナ」を発表、翌2010年日本公開。2012年、初の劇映画となる「かぞくのくに」が公開され、国内外で高い評価を得た。
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