復元師 金子雅和

【時間】28分24秒
【監督】金子雅和
【脚本】金子雅和、熊倉美由紀
【出演者】松蔭浩之、松岡龍平、高木公介
小深山菜美
復元師

鬼伝説を探る考古学者が暴く、 ある兄弟と女が辿った悲恋の真相

遺跡から発掘された骨を復元し、大胆な学説を唱えてきた異端の考古学者・諸川。度重なる発掘上の不正行為が原因で考古学会を追放された彼は、どこへ発表するあてもない論文を書くため、古くから「鬼」の伝説が語られてきた辺境の島へと旅立つ。
ほとんど男しかいない島で、偶然に導かれるように洞窟へ足を踏み入れた諸川は、鬼の骨らしきものを見つける。その骨を無断で持ち出そうとした時、島に住む若き兄弟、カイとホヅミに呼び止められる。よそ者を必要以上に警戒するカイたちの目を逃れ、骨の復元を始めた諸川は、二年前この島にやってきた女・ナギサと、兄弟の間に生じた悲恋の物語を知ることとなる。兄弟の強い絆が引き起こした、悲劇の真相とは…?



杉田真一

【監督プロフィール】

1978年・東京都生まれ
東京都在住
2007年に初監督作「すみれ人形」を完成。うえだ城下町映画祭などで受賞。
2009年には短編作「鏡の娘」が、山形国際ムービーフェスティバルなど多数の映画祭でノミネート、受賞。
本年は他監督作品の撮影に参加しながら、新作を準備中。


【この作品で伝えたかったこと】

日本の昔話や伝説に異形の者として数多く登場する「鬼」。
それは元々、悲しみや憎しみに引き裂かれて時に「鬼」とも変じ得る、人間の「心」をあらわしたものではないか。
そんな想いを、骨を復元する異端の考古学者を語り部に、強い絆を持っているがゆえに「鬼」と成らざるを得なかった若き兄弟の悲恋の物語として描き出したかった。
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