ハッピーエンド 山田 篤宏 監督作品
YMF2007グランプリ受賞

2008年/90分
【監督】山田 篤宏
【脚本】山田 篤宏
【撮影】ジェフリー・チュウ
【編集】山田 篤宏
【音楽】牧野 将子 Lifeguard Nights
【出演】菜葉菜、長谷川 朝晴、河合 龍之介、
松澤 傑、黒田 としえ、中村 麻美、
広田 レオナ、福田 らん、隼人

映画のようなラブコメディ

 映画オタクの桃子は、日々裏寂れたレンタルビデオ屋で映画をレンタルしては観るのが趣味。しかし、ラブコメだけは毛嫌いしており、レンタルビデオ屋の店長・黒田にもそれをたしなめられる。そんなおり、身の回りになぜか次々と「ラブコメ」的なことが起こりだし、勤め先の図書館に現れる男性・村上に急接近する桃子。戸惑う桃子を最初はバカにしていた黒田だったが、次第に乗り気になって行く彼女に対して複雑な想いを抱き始め…。
 東北の雄大な自然風景を一切収めない、わかる人にしかわからないオール山形市内ロケ。
ハッピーエンド


【監督プロフィール】

1999年頃より映画製作を開始。2002年に渡米、ニューヨーク大学映画学科にて学び、2004年に卒業。在米中に製作した短編「My First Kiss」で第3回山形国際ムービーフェスティバル、グランプリを受賞し、同スカラシップ作品として自身初の長編を製作。


 英語でおとぎ話などを読むと、最後の定型句として多用されるのが、「happily ever after」という言葉です。意訳「めでたしめでたし」なのですが、直訳すると、「その後もずっと幸せに」となります。つまり、ここでHappyという言葉が使われているとおり、おとぎ話にはある種のハッピーエンドが約束されている、ということです。ということは、(劇中説明がありますが)ハッピーエンドしかあり得ないラブコメ映画は、限りなく現代のおとぎ話に近いと言えるのではないか、と僕は思います。
 まだ夜は冷え込む5月末から6月頭、昼夜を問わず山形市内のどこかで、そんな「おとぎ話」を僕たちは必死に撮影しました。
 そして、この作品を観る方にはその必死さが全く伝わることなく、ただスクリーンに現れるものを楽しんでくれることを願っています。
 本作品に関わった、そして今後関わる全ての方に感謝します。どうもありがとうございます。

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