映像部門薔薇は13で待て 糸曽賢志・亀渕裕

「でも、わたしもう死んだし。死んでからも人生続くなんて思わなんだよ。」

【製作年】2007年
【時間】25分
【監督】糸曽賢志、亀渕裕
【脚本】亀渕裕、糸曽賢志
【撮影】亀渕裕
【編集】糸曽賢志、亀渕裕
【音楽】Ashura Strauss
【出演】奥田恵梨華、ショーン・ウィーグ、佐野史郎、リカヤ・スプナー
【ロケ地】神奈川県川崎市
薔薇は13で待て

事件解決とかいって、偽善者っぽくてヤです。

 この世に生を持たない女探偵544。どうして死んだのか、それは誰にもわからない。そんな「あの世」と「この世」の狭間でふらふらしている彼女は、黄泉の世界へ行く順番待ちの間、探偵業を営んでいた。そこへ現れた影を持たない大財閥の長である100歳の少年と執事。もう探偵をやめようと思っていた544はこの仕事を最後にと思って引き受けることにする。そして探偵は不思議な力でその少年の心の中に入り、影のなくなった理由を知る。何事に対しても一生懸命になれなかった探偵と少年との心の交流が、探偵の生前の思い出と複雑に交差しながら物語りは進み、やがて一つの結論を紡ぎだすことになる。はたして、探偵は不老不死の少年の謎を解き、救うことができるのか??


糸曽賢志(いとそけんじ)亀渕裕(かめふちゆう)

【監督プロフィール】糸曽賢志 1978年・広島県生まれ 亀渕裕 1978年・東京都生まれ

共に早稲田大学大学院で客員研究員を務める。糸曽は10代で宮崎駿監督に師事した経験を持ち、現在はアニメーションや実写映画の演出などを行っている。亀渕は実写を中心にミュージッククリップや短編映画の演出を行いつつ毎日を過ごしている。

【この作品で伝えたかったこと】

あの世とこの世の狭間でうろうろする女探偵の行動を通して、人の感情の微妙な変化を伝えたかった。自由に生きてるように見える人も、規則に縛られて生きているように見える人も、皆それぞれ想いを抱えているのではないかと考え、ファンタジーのような世界と日常の世界の両方を絡ませることで心の内面が伝わり、何かを考えるきっかけになるような映像を目指した。
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