映像部門39ra☆愛キュン 勝又悠

「中村先輩のどこが好きなの?」
「なんでだよ?」
「…別に」

【製作年】2007年
【時間】15分
【監督】勝又悠
【脚本】勝又悠
【撮影】勝又悠
【編集】勝又悠
【音楽】rakira
【出演】足利和子、荒井秀之、石鍋ます美
【ロケ地】神奈川県南足柄市
39ra☆愛キュン

あの頃、私の胸を“キュン”と揺らしたのは、誰かを想う心だった

 奏が想いを寄せる相手、それは同じクラスの悪ガキ、小松田一徳。じゃれあっては喧嘩のように言い争いをする二人。奏の心境は複雑だ。
学校で流行ったおまじないがある。折り紙で作った紙ヒコーキに好きな人と自分の名前で相合い傘を書いて39回飛ばせば両想いになるというおまじない。
 夕暮れ、引っ越しのため、もうすぐこの街を出る奏と一徳は、桜の木の下でこのおまじないを実行する。一徳が口にした「好きな人」の名前は奏ではなかった。奏は一年後にまたこの桜の木の下で逢おうと精一杯の約束をする。
 一年後、奏は、妹の蕾(つぼみ)を連れて、桜の木の下へ向かう。おまじないと、ちょっとした勘違いが、招いた恋のゆくえは…。


勝又悠(かつまたゆう)

【監督プロフィール】1981年・神奈川県生まれ

自由奔放すぎる青春を経て映画と出会い、「俺はこいつと一生付き合って生きて行く」と決意。最近の活躍は国内にとどまらず海外の映画祭にも招待されるなど、ラッキーの連続。「日々精進!日々笑進!」をモットーにラッキーを、実力に変えようと日々勉強中。

【この作品で伝えたかったこと】

中学生の頃、「大人になったら結婚しようね」と約束をしていた女の子がいました。しかし数年の時を経て、大人になった彼女は、普通にエリートと結婚。行く当てのない想いを映画に込めました。あの頃は遠い未来でしかなかった不確かな約束でも、映画の中だったら霞む事なくきちんと叶えられるからです。僕らは、あと何回約束を破れば、大人になれるのでしょうか。
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