Boiler Bae Tae-Su監督作品
第2回山形国際ムービーフェスティバル2006 グランプリ受賞 <スカラシップ1,000万円>

【監督】Bae Tae-Su(べ テス)
【脚本】Bae Tae-Su(べ テス)
【撮影監督】:高橋正信
【音楽】:Son Seong-Hoon
【出演】:Choi Ji-Hoon、NAHANA、
Park Sam-Gyu、Hyun Won、Kim Yong-Jae

 泥水に住む魚は清流では生きられない。彼らにとっては、泥水が清流なのだ。

 自然破壊と地球温暖化が加速化された近未来の韓国。
居所が無くなった動物たちがよく出没し、頭を悩ませているヨンガン学校に酸素呼吸器がなければ息をすることもできないジンスが転学して来る。
その後、毎晩ジンスの夢に現れる妙齢の女性と運動場で死んでいく鯨。
地下室で猛烈に燃え上がっている強大なボイラー。
相次いで起こるミステリーな事件の中で学生達はだんだん狂っていく。
Boiler
BoilerBoiler


Bae Tae-Su(べテス)監督

【監督プロフィール】1972年・韓国生まれ

清洲大学映画学科卒業、1999年に渡日し大阪芸術大学院芸術製作研究科卒業。「MEMORIES」他10本の短編映画を監督。2003年自主映画「GONG」で長編映画デビュ−。ストックホルム国際映画祭、ブチョン国際映画祭公式招待。

僕にとって映画は義務

 今まで僕は16年間、韓国と日本を行ったり来たりしながら12本の映画を撮った。勿論、その16年の中には軍隊で国防の義務を果たした3年間も含まれているからほぼ毎年映画を撮ったとも言える。軍隊には行きたくなかったが義務であるから仕方なく行って来た。軍隊では月千円ぐらいのわずかなお金だったが給料ももらった。しかし、13年間、12本の映画を撮りながら僕は映画を通じて千円も稼いだことがなかった。(むしろ借金だらけだ)したがって映画作りを幸せに感じたこともあまりない。むしろだらしない性格のせいで映画を撮る度に毎回死にそうだった。それにもかかわらず、僕はもはや次の映画を準備している。韓国人に軍隊が義務であるように僕には映画が義務のように感じられる。正直に言えばそれ以外には僕が何故映画を撮るのかを説明する方法がない。
 映画「Boiler」は僕の12番目の義務だった。くれぐれも13番目の映画は義務ではなく権利のように感じられてほしい。明日からは僕の13番目の映画が始まる。
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