月の華 村上聡

「私はな、疫病神やねん」

【製作年】2006年
【時間】30分
【監督】村上聡
【脚本】村上聡
【撮影】高橋雅彦
【編集】村上聡
【音楽】高木了慧
【出演】森崎正弘(MousePiece-ree)、高橋和子、
桂三金(吉本興業)
【ロケ地】京都府京丹後市
月の華

それは、彼女が一年で一番綺麗に輝ける日。

 執拗な刑事の追っ手を逃れ、強盗のテルは手近な一軒家に逃げ込んだ。そこには、一年に一度だけ咲く花「月下美人」を愛する孤独な瑠奈という女性が住んでいた。不審者であるはずのテルを前に全く物怖じしない不思議な瑠奈に振り回されながらも、 テルは脱出の機会を伺う。やがて互いにその距離を縮めていく2人。しかしテルは、強盗である自分の正体を隠している事に罪悪感を覚え始めるのだった。
 全く立場の違う孤独な人間同士が出会い、互いの価値観は完全に理解できなくても、少しでも歩み寄る気持ちに気がつくという部分までを静かな佇まいで描いた作品です。



村上聡(むらかみさとし)

【監督プロフィール】1972年・北海道生まれ

大阪芸術大学映像学科卒業。株式会社スクウェア(現スクウェア・エニックス)にてゲームソフトの映像演出及び企画、デザイン業務を経て、「STUDIO MYST」の屋号でフリーの映像作家及びゲームソフトクリエーターとして活動中。

【この作品で伝えたかったこと】

 根幹のテーマである「愚かなる男の改心の物語」を表現するため、(一部)自らの実体験を元に「逃走だらけの人生」から「困難な状況に向き合う」までの姿を描く事で自分自身の気持ちにケジメをつけるとともに、主人公が少しずつ改心していく様を表現しています。
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