わたしが沈黙するとき 山本兵衛

「そんなこと日本でできるわけないよ」

【製作年】2007年
【時間】18分
【監督】山本兵衛
【脚本】山本兵衛
【製作】赤津浩子
【撮影】百瀬修司
【編集】岩川亜紀子
【音楽】生駒裕子
【照明】太田博
【録音】古谷正志
【出演】前田綾花、菜葉菜
【ロケ地】東京都
わたしが沈黙するとき

わたしが沈黙するとき、物語がはじまる。

 作家志望でフリーターの恭子は、新しい小説を書き始めることができない。付き合って1年になる恋人の利恵から、一緒に住もうと言われて気持ちが困惑しているのだ。引越し直前、恭子は二人の未来に不安を感じずにはいられない。雨上がりのある日、仕事帰りの利恵を待ち伏せする恭子。「このままじゃだめなのかな?」ぶっきらぼうに迷いを告白する恭子に対して、辛抱強く接する利恵。利恵は、恭子が作家としての自分のスペースを守りたいという気持ちを薄々感じている。お互いに愛し合っているのに、なぜ一緒になりたくないのと詰め寄る利恵に、納得せざるをえない恭子。その夜、レストランで食事中、利恵は恭子が書き始めようとしている小説『わたしが沈黙するとき』のストーリーを聞いてみる。ためらう恭子が話を説明すると、あたかも恭子の利恵に対する迷いを代弁したような内容だった…。


山本兵衛(やまもと ひょうえ)

【監督プロフィール】1973年生まれ

高校を中退し、米マサチューセッツ州の高校に入学。卒業後、ニューヨーク大学TISCH SCHOOL OF THE ARTSにて映画製作を学ぶ。卒業作品にあたる「A GLANCEAPART」(1998年)がニューヨークエキスポ短編映画祭にて、最優秀フィクション賞を受賞。短編2作目「WISDOM DAY」(2001年)はロッテルダム国際映画祭にて上映され、短編3作目になる「AT NIGHT」(2004年)はトライベッカ映画祭で上映された。長篇脚本「IN BETWEEN DAYS」はIFPが主催するNO BORDERS MARKETにて選出されており、現在準備中である。

【この作品で伝えたかったこと】

 自分の中でなにかをはっきりと感じたり、理解できる瞬間というのは誰にでもあることですが、そんな瞬間の積み重ねが人生では大切なのではないかと考えています。そんな瞬間を観客のみなさんと分かち合えればと思って作りました。
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