美式天然 坪川拓史監督作品

【監督】坪川拓史
【脚本】坪川拓史
【出演】吉田日出子、高木均、小松政夫

第23回トリノ国際映画祭 国際長篇コンペティション部門グランプリ・観客賞 ダブル受賞作品

 昭和のはじめ。とある田舎の映画館で、無声映画「美式天然」の到着を待つ人々がいた。その頃、このフィルムの最終巻を届けるはずの少年は大好きなキネマ女優が主演するこの映画が悲しい結末だと知り、フィルムを砂浜に埋め、失踪してしまう。 時は流れて現代。夫が死んでから部屋にこもり続ける母と、母を見守りながらもどこか冷めた感じで日々を過ごしている娘がいた。そんな二人のもとに、ある日突然祖父が居候を始め、女二人の静かな生活が少しずつ流転し始める。
 二つの時代。祖父は、むかし自分が届けなかった映画を思いながら、残り少ない自分の人生をかみしめていた。やがて、おじいさんの記憶の中の映画館で、時を越えた上映会がはじまる。
 YMF2006の選考委員でもある坪川監督が9年の歳月をかけて完成させたこの映画は、グランプリを受賞したトリノ国際映画祭はじめ、多数の国際映画祭に出品。日本では、今回が初公開となる。
美式天然 美式天然


坪川拓史監督

【監督プロフィール】坪川拓史
トリノ国際映画祭グランプリ受賞監督/監督集団天然堂代表

1993年監督第1作目の無声映画「十二月の三輪車」を製作。1996年 「美式天然」製作開始。 9年の歳月を経て2005年完成。第23回トリノ国際映画祭長篇コンペ部門に公式招待作品として招かれ、長篇コンペティション部門グランプリ・観客賞をダブル受賞。2006年には、第49回サンフランシスコ国際映画祭をはじめチョンジュ国際映画祭(韓国)、東京国際映画祭(ある視点部門)など幾つもの国際映画祭に招かれる。映画製作の傍ら、映画や舞台にも出演。アコーディオン奏者として楽団「くものすカルテット」を結成し、生の弁士と演奏付きによる自作の無声映画上映会を全国各地やヨーロッパで行い、好評を博す。
利用規約 プライバシーポリシー お問い合せ