MEMORIES Bae Tae-Su(ベ テス)

「私・・・私を・・・知ってるんですか?」
「何言ってるんだよ。」
「俺、ヨンホだよ、ヨンホ!」

【製作年】2005年
【時間】18分
【監督】Bae Tae-Su(ベ テス)
【脚本】Bae Tae-Su(ベ テス)
【撮影】高橋正信
【編集】Kim Su-Jin
【音楽】Son Seong-Hoon
【出演】Park Sam-Gyu、Lee Bo-Ra、夏生ゆうな
【主な撮影場所】韓国
MEMORIES

昨日のことを記憶するな!

 小説家のヨンホは、見たこともない女に町で呼び止められ平手打ちをくらう。呆れるヨンホだったが、その後も次々と理解不能の事態が起きていく。やがて、家族や友人たちの記憶から自分の存在が消えていくことに気づくヨンホ。自分の全てを一朝に失ってしまったヨンホはどこかにあるかもしれない自分の存在を捜しに去っていく。
 本作品はいつでも崩れるかもしれない人間存在の弱さをミステリ形式で込めてみた作品である。もう無くなった存在意識は再び戻れず、新しい存在意識が空き空間を埋めてしまうという現代人の内的体験談である。
 本質が周辺を決めるのではなくて、周辺が本質を規定するという監督の世界観が込められている映画である。


Bae Tae-Su(ベ テス)

【監督プロフィール】1972年 韓国生まれ

清州大学映像学科卒業(韓国)。大阪芸術大学院芸術製作研究科卒業。1995年−2002年『ぎこちない人たち』ほか7本の短編映画。韓国放送公司(KBS)映画祭特選。2003年長編映画『GONG』でデビュー(自主映画)。ストックホルム国際映画祭、ブチョン国際映画祭公式招待。現在、2番目の長編映画『UTOPIA』準備中。

【この作品で伝えたかったこと】

 いつでも崩れるかもしれない人間存在の弱さのように周辺によって規定される虚しい本質。
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