水筒少年 富永まい

「ほんとにいいです。ぼく、水筒もってきたから・・・」

【製作年】2004年
【時間】22分
【監督】富永まい
【脚本】富永まい
【撮影】鈴木昌博
【編集】富永まい、長嶋勝一
【音楽】福原まり
【出演】奥澤惇、森輝弥、菜葉菜、池内万作、
小林沙世子
【主な撮影場所】神奈川県箱根町宮城野・芦ノ湖畔・
湯河原町・東京都杉並区など
水筒少年

あのころ、誰もがみんな「水筒少年」だった。

 両親を亡くしたばかりのテンスケは、友達のアツシ一家と旅行にでかける。テンスケの姉チカコは、弟に水筒をもたせてやった。お気に入りのビデオカメラをはなさないアツシと、大きな水筒をはなさないテンスケ。やがてテンスケは水筒をカメラにみたて、ひとり遊びをはじめる‥‥。


富永まい(とみなが まい)

【監督プロフィール】1971年生まれ 東京都出身

多摩美術大学で映画作りを学ぶ。CM演出のかたわら、オリジナルアニメーション作品が国内外の映画祭で評価をうける。初の長編映画、「ウール100%」(サンダンス・NHK賞)が近日公開予定。

【この作品で伝えたかったこと】

 ある日、中央線のなかでふと目覚めると、ちいさな男の子が水筒を望遠鏡のようにのぞいていた。誰も彼の行動にきづいていない。でも、彼は水筒のなかの何かをもう何駅ぶんも覗き続けているのだった。あの底にうつる何かを私も見てみたい。そうだ!今夜はテレビを消して、こっそり水筒の底をのぞいてみよう。そうすれば、まだ私も「水筒少年」になれるだろうか?
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