116 三宅伸行

「彼女は・・・植物人間なんだ」
「今、なんて言ったの?」

【製作年】2005年
【時間】19分05秒
【監督】三宅伸行
【脚本】三宅伸行
【撮影】八重樫肇春
【編集】三宅伸行・八重樫肇春
【音楽】八重樫肇春
【出演】ジョナサン・チャイコフスキー、
アイ・キヨノ、ローレン・フォートギャング、
デイビッド・ホール、アラン・ニー
【主な撮影場所】米国 ニューヨーク・ハーレム
116

鍵を求める真夜中の客、ドライブ中の告白、響き渡る女性の泣き声、病院でのすれ違い・・・すべての出来事が“116”で繋がっていた。

 ニューヨーク・マンハッタンの片隅。深夜、貸し倉庫で働く俳優志望の青年ジョエル。そこへ現れたひとりの不思議な女性スーヒー。ジョエルは彼女に指定された倉庫の鍵を手渡す。暫くすると、遠くから女性の泣き声が微かに聞こえてくる。ジョエルは、その泣き声を求めて迷路のような倉庫の中を歩き回る・・・。ドライブを楽しむ恋人たち、サラとパトリック。思い出話の果てに、パトリックはサラにある衝撃の告白をする・・・。ふたつの物語は、“116”をキーワードに、それぞれの知らぬところで絡み合ってゆく。登場人物の思いが交錯する中、見出された静かな希望。そして物語は続いていく。


三宅伸行(みやけ のぶゆき)

【監督プロフィール】1973年 京都府出身

大学を卒業後、4年間の広告代理店勤務を経て、映画監督を志し渡米。ニューヨーク市立大学院映像学科にて2年間映像制作を学ぶ。帰国後、現在は映像プロダクションでディレクターとして様々なプロジェクトに携わっている。

【この作品で伝えたかったこと】

 実際の生活の中で感じること、それら全てを単純に言葉で言い表すのは難しい。人は理由もなく悲しくなったり、ふいにわけのわからない強さが湧いてきたりするものだ。そして感情の変化は、時として全く関係のない事象に影響を受ける。心に傷を持った主人公たちが交錯の中で静かな希望を見いだす。その静かな心の動き、感受性や予感といった人の感情を表現することがこの映画を作る目的だった。
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