隣人観察日記 笹木彰人

「お前、おかしいよ!」
「俺はおかしくないよ。おかしいのは隣の人だよ」

【製作年】2006年
【時間】30分
【監督】笹木彰人
【脚本】笹木彰人
【撮影】三本木久城
【編集】三本木久城
【音楽】THE HUNDREDS
【出演】有川マコト、菜葉菜、入山宏一、加治木均、
しいたけを、笹木彰人、夏生ゆうな
【主な撮影場所】東京都新宿区
隣人観察日記

演劇界の異端児達が放つ6畳間ブラックコメディー

 吉田が住んでいるアパートの右隣の人は、あからさまに怪しい。まず見た目が怪しい。30才後半のようだが『服装』や『いでたち』がデタラメで職業が全く分からない。行動も怪しい。ベランダに干してあるモノが衣服ではなく、魚や文房具であったり、犬や猫や豚を飼っているようだ。吉田はそんな隣人の行動を『日記』にして綴るのを密かな楽しみにしていた。そんなある日、隣から「殺さないでくれ!」と尋常でない悲鳴が聞こえてくる。様子を見に行くと、見知らぬ男が出てきた。手にはべっとりの血、床には大量の髪の毛が落ちている‥。
 『普通の人ってどんな人?あなたの隣人は普通の人?』‥隣人観察日記はそんな小さな疑問に挑む、小さな小さな世界の6畳間アパートムービーです。


笹木彰人(ささき あきひと)

【監督プロフィール】1967年生まれ 兵庫県出身

劇団絶対王様の作家、演出家、俳優として活躍。同劇団は「演劇祭あらし」の異名を取り、登竜門的な演劇祭をすべて制覇。演劇活動の他に映画・テレビ・CMでの役者活動やゲームソフト・テレビドラマの脚本を手掛ける。本作品で映画監督デビューとなる。

【この作品で伝えたかったこと】

 自分では当たり前だと思っている事でも、他人から観たら『異常』であったり『変態』である事がある。あの人は『普通の人だ』と誰もが思っていたのに実は裏でとんでもない事をやってたりする。この物語では、誰もが持っている『他人に見られたくない空間』を覗いたり、もう一つの顔を観てしまう事で人間の普通でない部分に迫り『普通とは何か』をブラックコメディーの視点で問いたい。
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