A DAY IN THE LIFE 浅野晋康監督作品
第1回山形国際ムービーフェスティバル2005 フィクション部門賞受賞 <スカラシップ400万円>

A DAY IN THE LIFE
【監督】浅野晋康
【脚本】浅野晋康、鈴木謙一
【出演】斉藤陽一郎、村井美樹、戸田昌宏、杉山彦々、真瀬樹里、かとうあつき、木村圭作、服部竜三郎 松永大輔、松井紀美江、小田 豊

大切な物が見えなくなった大人へ優しく語る珠玉のラブストーリー

 平凡な毎日を過ごしていた花村響。ある日、以前遊び半分で付き合っていた昔の彼女が、エイズで死んだことを噂で聞く。彼女と関係があった響は、病院に行き自分もHIVに感染していることを知る。
HIVとエイズの違いを熱弁する医師の声が、近い距離なのに遠くに感じていく…
 響は自分の生きた証をビデオカメラに収めることで、不安から逃げる毎日を過ごし…そして4年が過ぎる――HIVを知った時の深刻さは消え、父の仕事を手伝いながら友人の鹿島田らと過ごす日々は平凡で退屈ですらあった。ヘルパーの田島沙織に一目惚れをしてしまうまでは…。あきらめていた恋愛が響に、活力と共にHIVの不安を感じさせ、残された時間が迫ってくる。




浅野晋康監督

【監督プロフィール】1977年・岐阜県生まれ・東京都在住

専門学校卒業後、自主制作映画を中心に活動。舞台制作の作・演出も手掛ける。

野球で言うと

 もうずいぶん前のことになるが、恩師というか師匠というかそういった知人から言われた言葉が、私の映画製作におけるひとつの指針になっています。それはこんな言葉だった。「とにかく打席に立て」いや、野球の話を始めたわけではありません。モノを作り続ける上で大切なのは、ひとつの傑作を求めることよりも、打率を上げることだという話です。そのためには、とにかく打席に立たなければ意味がない。そういった意味でも、製作者にとって山形国際ムービーフェスティバルが用意するスカラシップ制度の意味は大きい。さらに言えば、私はスカラシップ作品「A DAY IN THE LIFE」の製作過程で得た経験を、また次の製作へ反映させていくことで、より多くのヒットを打てるように、そしてもっとずっと遠くまで打球を飛ばせるように、これからも日々の鍛錬を怠らないようにしたい。「ヒット一本が飛び上がるくらい嬉しい」とイチロー選手も語っているではないか。いや、野球の話ではないのだが。
利用規約 プライバシーポリシー お問い合せ