白鳥の湖 小野寺昭憲

「死んだ人間の魂は、渡り鳥となってこの湖に帰るという。お前の魂も、ここへ帰ってきているのだろうか。」

フィクション部門
【製作年】2005年
【時間】16分
【監督】小野寺昭憲
【脚本】小野寺昭憲
【編集】小野寺昭憲
【音楽】真柴史朗
【出演】小野寺昭憲・真理子・山本浩司・初海大・
YUKIYA・麻生光・保田泰志・和高綺里佳・
江原しおり・桜華
【ロケ地】福島県耶麻郡猪苗代町(猪苗代湖)ほか


■【東北】とのかかわり
福島県猪苗代湖で撮影。
白鳥の湖

魂を揺さぶる感動と衝撃の16分間。

 死んだ人間の魂が渡り鳥となって帰って来るという伝説の湖。人はそこにどんな想いを馳せるのだろうか。闇社会の宿命を背負った男と余命幾ばくも無い身重の妻の、哀しく切ない逃避行。輪廻する魂に刹那の望みを託して、ふたりが目指したその先にあるものとは。…男と女の、夫と妻の、父と子の、母と子の、冷酷なまでに無常な生き様と狂おしい家族の絆。そして迎える壮絶なラストシーン。生と死と命を浮き彫りにする感動と衝撃の16分間。粉雪ちらつく晩冬の福島県猪苗代湖でロケを敢行。祈りを乗せ2,000羽の白鳥が天高く舞い上がる。


小野寺昭憲<(おのでら あきのり)

【監督プロフィール】1980年・福井県生まれ

16歳より映像制作を始め、大阪芸術大学芸術学部映像学科にて映画芸術を学ぶ。その後、独立し製作団体KENFIL ARTS PRODUCTIONを設立。監督のみならず、俳優としても精力的に活動中。

【この作品で伝えたかったこと】

監督と主演を兼ねるにあたって、私は実の妻と娘に出演を乞うた。映画は元来虚構である。だがしかし、この作品に登場する主人公夫婦とその娘、そして瞠目すべき出産シーンは全て真実が映し出されている。虚構(フィクション)と真実(ノンフィクション)のシナジーによるリアリズムを以て、本作は人間の生と死と命を少なからず描き出せたのではなかろうか。
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