ぽたぽた、たゆたう 渡辺賢一

「嵐がくればいいのに…。春の嵐がきて、何もかもが混沌の渦に巻き込まれ世界の終わりをつげるかのように閑古鳥が鳴くのなら、私はピューッと一目散に逃げ出すだろう。それはハヤブサよりもチーターよりも速く、前へ前へと逃げるだろう。全てのもやもやを脱皮して、喜び勇んで逃げるだろう…。」

フィクション部門
【製作年】2005年
【時間】14分
【監督】渡辺賢一
【脚本】渡辺賢一
【編集】渡辺賢一
【音楽】松本龍之介
【出演】平野麻樹子・須田邦裕・友田安紀
【ロケ地】東京都板橋区・静岡県下田市他


■【東北】とのかかわり
登場人物が東北出身という設定。
会話の中で方言も使われる。
ぽたぽた、たゆたう

二人の距離があまりにも近すぎて、私は彼を見失った。

 東京で暮らす、まさやんとのんちゃん。 結婚を前に思い悩むのんちゃん。私は本当にまさやんの事が好きなんだろうか? そんなのんちゃんの想いとは裏腹に、 まさやんの実家である東北の田舎町へと向け、レンタカーの軽自動車に乗って二人は東京をあとにする…。


渡辺賢一(わたなべ けんいち)

【監督プロフィール】1980年・茨城県生まれ

日本大学芸術学部映画学科卒業後、フリーで助監督等をしながら 作品製作を続ける。

【この作品で伝えたかったこと】

マリッジブルーという言葉がある。結婚を前に、精神が不安定になり周りの人や結婚相手に冷たくあたってしまうこと。誰にだって、結婚と言うものを前にすると喜びだけでなく不安もまた生じるものだと思う。一生を今、目の前にいる相手と暮らしていくというわけだから、本当にこの人で良いのかと思うはず。中には土壇場になって、ここから全部振り払って逃げ出したいと思う人も多いと思う。 それでもそんな時、何気ない相手の言葉や仕草が自分にとって唯一無二の存在であることに気がつかせてくれたりもするはず。
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